2016年8月29日月曜日

第4回 名古屋ギターフェスティバル

26日、27日と 名古屋ギターフェスティバルが開催されました。今年で4回目です。宗次ホールのFacebookページに投稿されていた写真の掲載許可をいただきましたので、写真のみ掲載させて頂きます。
フランスの貴公子ジェレミージューブと日本を代表するギタリスト、福田進一。 第1夜は、他にも谷辺さん、猪井亜美さんが出演されました。
フランスから、トマ チャバ氏 
高須大地、伊藤謙二、高橋彩華、アレクサンドルガラガノフ 4名による重奏。
 
                           小暮浩史 氏
                          熊谷俊之 氏
                   ヴィオラの小松大さんと生田直基さん。


私が製作したダブルトップギターの展示もありました。宗次ホールの方にお聞きしましたが、アンコールなどでも使用され、ロビーでもたくさんの方に試奏して頂いたようです。このような機会をいただき、本当にありがとうございます!

最後は、やはりマルシンディラ氏 今回のギターは、伝統的なトーレスモデルなのでしょうか、毎回違うギターを使用されます!!

名古屋ギターフェスティバルの主催者でもある、生田直基さんにこの場を借りて感謝申し上げます。どうもありがとうございました!!
朝倉宏泰

2016年8月1日月曜日

JB バンドリン 指板交換等 修理 Part.2

 こちらのつづきです。指板横の塗装を済ませて、お客様に用意して頂いたペグに交換しました。
ブッシュは、コンバージョンペグブッシュを使用しました。コンバージョンペグブッシュを使用する場合でも穴の調整は必要です。
 黒いツマミが格好良いです。
 フレット、指板の仕上げ・・
 こちらはブリッジです。1弦のところだけ削られていて、アールもおかしくなっていますので、大きく削り牛骨を接着することにしました。
 こんな感じで接着して・・・
 頂点はアールを付け直しました。
 修理前の弦高は、12フレットで 4弦約2.2ミリ( 写真は修理後です。)
 1弦は、修理前で1.8ですので、ブリッジを嵩上げしてもかなり下げることが出来ました。
 テールピースからの角度も付きました。弦の溝は掘り方により音が変わるので、お客様の好みにより深め、浅めを決めます。今回は、浅めにしました。どちらが良い悪いは言いません。


修理開始までにかなりお時間をいただきましたが、ようやく完成しました。
修理のご依頼をいただき、誠にありがとうございました!

次回は、アランフェンスギターの修理を予定しております。
よろしくお願いいたします。

朝倉宏泰